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ロードバイクのトレーニングに!おすすめのパワーメーター5選

      2016/11/16

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パワーメーターはロードバイク上級者の方には馴染み深い商品ですが、初心者から中級者の方はなかなか手が出せない商品ですよね。また、非常に高価であることからパワーメーター購入者のほとんどが「ロードレースで本気で勝ちに行くためにトレーニングをしたい」という方です。

しかし、そんな購入するのに敷居が高いパワーメーターですが、自分の実力を知るのに便利ですし、確実にロードバイクの楽しさを向上させてくれます。初心者の方は特に成長の幅が大きいため、それを数値で実感することができるのはモチベーションにも繋がってくると思います。ですからパワーメーターは、予算がありロードバイクをこれから続けて行くという方には初心者でも是非使っていただきたいアイテムです。

今回は数あるパワーメーターの中でも特に評価の高いおすすめなものを5つに厳選しましたので、購入の際の参考にしていただけたらと思います。

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1. 安心の国産メーカー!SGY-PM910V

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(出典:パイオニアサイクルスポーツ)

価格:¥129,600 (左右セット)
    ¥74,800  (左のみ)
    ¥74,800  (右のみ)
    
まず、日本人として紹介しておきたいのが、パイオニアの国産パワーメーターです。バージョンアップされ、今まではシマノ製クランクだけだったのですが、ついにカンパニョーロ製クランク『POTENZA 11』にも対応になりました。ちなみにシマノ製クランクは『FC-9100』『FC-9000』『FC-6800』『FC-5800』が該当します。

世界で初めてペダリングモニタを導入し、専用のサイクルコンピューター(SGX-CA500)を使用することでリアルタイムに解析することが出来ます。

ペダリングモニタにより、自分のペダリングの問題点や癖、ペダリング効率を知ることが出来ますので、課題点を修正し、ペダリング効率を上昇させることが出来ます。それにより、今まで以上に効率的に力を伝達することが出来るようになります。

パワーメーターを左右どちらかのみにつけることも可能です。そうすると当然のことながら片側のみの計測になってしまいますが、パワーメーターを10万に満たない金額で使用できるというのは大きな魅力と言えるでしょう。高価なため利用できなかった方達も手が出しやすい価格帯で販売されているのは非常にありがたいですね。

また、国内メーカーなため、不具合対応もしてもらいやすいですし、シマノ鈴鹿等の大きなイベントだとブースがありますので相談等もしやすいのも大変ありがたい点です。

計測機器というのは、どうしても定期的な校正が必要になってきますが、国内メーカーのためすぐに対応していただけるのは助かりますね。

欠点はスラムユーザーやカンパの『POTENZA』未満のグレードを使用しているユーザーに対応していない点でしょうね。国内メーカーですし、シェアの面から見ても仕方のないことなのかもしれませんが…。

 

2. 手軽さが魅力!STAGES POWER Meter G2

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(出典:intermax)

価格:¥87,000 (シマノDura-Ace 9000系)

    ¥129,000 (カンパ スーパーレコード) 等

次に紹介しますのは、アメリカで作られているパワーメーター『STAGES』です。ご存知の方も多いと思いますが、ツール・ド・フランスで総合優勝のフルームが所属しているチームSKYが採用しているパワーメーターでもあります。

前の型は防水性能が甘く、雨が降ったら雨水が浸入していたそうです。しかし、今は対策もされていますのでご心配なさらず。

取り付けもシンプルでクランクの左アームの裏側に四角形のものを取り付けるだけです。同社が言うには「クランクの右側は各メーカー及びグレードが違うと剛性や素材が違うため補正が完璧に可能とは言い難いので、その駆動系を排除した左側のみのパワーを計測する」ということです。

提供グレードも様々で、カンパ系のカーボンクランクのアーム(コーラス以上)、シマノの現行及び1世代前のデュラ、アルテ、105はもちろん、BB30用のFSAのクランクアーム(カーボン系もあります)、GXP用のカーボンクランクアーム、シマノのMTB用クランクにも対応しています。幅広いラインナップなのはありがたいですね。

欠点として、なにかトラブルがあったり校正に出す場合は日数がかかりますし、左クランクアームの裏側に取り付けるので、そこにクリアランスがないと取り付けは不可能です。

そして、現状では上で紹介したパイオニアの左側のみのほうが安いです。専用サイクルコンピューターがないとペダリングモニタは出来ませんが、パワーだけなら他のものでも見れますので条件は同じになってしまいます。

ただパイオニアはほぼシマノ限定みたいなところがあるので、他クランクを使ってる方にとってはSTAGESは大変魅力的な選択肢になるでしょう。

 

3. 定番商品!SRM

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(出典:SRM JAPAN)

価格:¥300,000~400,000

次に紹介しますのは、ドイツのSchoberer Red Meβtechnik社の『SRM』です。

昔はパワーメーターと言えば、SRMか後述のPower Tapしかなく、その中でもSRMは最も歴史が古く、プロのロードレーサーが自費ででも使用しているほど信頼性が高く、プロの使用率も高いデバイスです。

SRMは上記2種とは全く別物で、チェーンリング内蔵型のパワーメーターです。歪みゲージが備えられており、直接ペダル出力を測定する高精度な測定方法になります。

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また、耐天候性も高く様々な環境で安心して使用できるのも大きな魅力です。クランクを選ばず、なんにでも対応してもらえるのもありがたいですね。

各種パワーメーターが信頼性をSRMの値を基準に比較されることからもSRMがどれだけ信頼性が高いかというのもわかると思います。

欠点としては、ホビーユーザーにとってかなり高価であることです。一般人ではなかなかこの価格帯のパワーメーターに手が出せないでしょう。

また、バッテリーの寿命は数千時間とそこまで短くないため頻繁に送るわけではないですけど、交換の際にSRM本社(ドイツ)に毎回送らないといけないのも欠点と言えるでしょう。校正は自分で出来ますのでその点はご安心を。

この製品を買う方は、恐らくレースで本気で勝ちに行く方だけだと思いますが、保存されるデータ量も多く、正確な値を出してもらえるので、本格的なトレーニングには最適です。

 

4. 軽量!Power Tap GS (G3)

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(出典:POWER TAP)

価格:¥90,000 (G3ハブ単体)
    ¥95,000 (GSハブ単体)
    ¥380,000 (ENVEリム スマートエンヴィシステム3.4 完組)

次に紹介しますのは、アメリカのSaris社の『Power Tap GS』です。こちらも前述したとおり、昔からパワーメーターとして名を馳せており、信頼性も高いです。

『GS』タイプは『G3』タイプの派生で、ハブメーカーとして有名な『DT Swiss』社の『DT240Sストレートプルハブ』にG3を組み込んだ最新型且つ軽量(325g)のハブになります。

ですので、スターラチェットも健在で、ハブとしての性能も維持しており、工具なしで分解できるためメンテナンス性も高いです。ちなみにハブ重量はデュラハブが245gになりますが、Power Tapは速度とケイデンスを測定出来るので、そのセンサーとマグネット40g程を差し引くと実際の重量差は40gとなります。

こちらもSRM同様歪みゲージが内臓されており、正確な値を計測できます。SRM同様の±1.5%の高精度です。

スポーク本数は20,24,28,32Hに対応しており、選択肢は広いですし、感組ホイールとしてENVE・ZIPP・DT Swiss・HED等名だたるメーカーのリムを使用したものも販売されているので安心です。

欠点としては、自分の好きな完組ホイールが使用出来ないところですね。ですが、自分でホイールを組める方ですと自分の好きな性格のホイールを組み上げることも出来ますし、複数台のバイクがあっても簡単に付け替えが出来るのは魅力でもあります。

SRM同様の高精度、耐天候性があり、リム等にもよりますが、そこまで高価ではないので、完組ではなくてもいい方にとって、とてもいいデバイスの一つになるでしょう。

 

5. ペダル型!Power Tap P1

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(出典:POWER TAP)

価格:¥168,000 (左右セット)
    ¥108,000 (片側計測)

最後に紹介しますのは、こちらもアメリカSaris社の『Power Tap P1』です。

こちらは上記の『GS』のようなハブ型ではなく、ペダル型のパワーメーターとなります。ペダル型のパワーメーターは、ハブやクランクのようにトルクが一定方向からしかかからないのではなく、多方向からかかるので、正確な値を計測するのは困難です。

しかし、この製品には左右それぞれ8個ずつ歪みセンサーが内臓されており、上記のパワータップと同等精度の値を出すことに成功しています。

また、これまでのペダル式パワーメーターはペダルポッドという送信機が外付けされていたのですが、P1には内臓されています。その為、従来のような締め付けトルクによる誤差等といった問題点が解消されています。校正作業も取り付け後、ペダルを10回転程させるだけで完了します。

電池も単四電池を使用していますので、入手性を考えると大変ありがたいデバイスです。

そして、2016年10月、ついに片側計測用も販売されました。左足側で計測した値を2倍にしてトータル出力を換算します。右足側は同型のペダルが付属してきますが電子部品は内臓されていません。

ちなみに純正アプリによってペダリングモニタのような使用方法も可能になっております。

欠点としましては、転倒や輪行時の衝撃に対しての不安が一番大きな点ですね。上記のように電子部品が多数内臓されているとなれば、耐衝撃性にどうしても不安が残ります。当然想定される衝撃に対しての実験等は行われているのでしょうけど、それでも不安は拭いきれないところがありますね。

しかし、取り付けの容易さ、校正のしやすさ、電池の入手方法等、他と比べての大きな利点はありますので、輪行をあまりしない方にとってはいいデバイスになるのではないでしょうか。

 

総評

今回紹介させていただきましたのは5点ですが、他にも様々な種類のものがあります。

例えば、『Garmin Vector 2J』はGarmin の対応しているサイクルコンピューターを持っていれば、ペダリングモニタのような使用方法も可能になりますし、Polarのサイクルコンピューターをお使いの方はLOOKの『Keo Power』を使用すればリアルタイムでモニタリングすることが出来るようになります。

また、他にも今年になって出てきたROTORの『2INPOWER』やすごく安いけど海外通販のみの4iiiiの『4iiii Precision』なんかもありますし、ついにあのシマノもクランク型パワーメーターをリリースします。

このように今、パワーメーター市場は活気に満ちています。この先様々な種類のパワーメーターがリリースされていくでしょうし、精度も上がってくることかと思います。さらに数が増えると、価格競争の側面から価格が下落し、そのおかげで使用者が増え、さらにお求めやすくなってくるでしょう。

今やホビーレーサーでもトレーニング機器として導入している方が少なからずいらっしゃるので、これから先どんどん普及して、ホビーライダーでも簡単に手に入るようになっていくといいですね。

これから本格的にトレーニングを始めようと思っている方、どのパワーメーターがいいか悩んでる方はたくさんいらっしゃると思いますが、自分がどの程度精度が欲しいか、というところから選択肢を絞っていってみてください。

そのときに少しでもこの記事がお役に立てばと思います。トレーニングに励み、実力を伸ばし、楽しいロードバイクライフを送ってください!

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