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決戦用!20〜30万円で買えるおすすめのロードバイクホイール

   

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レースで1秒でも記録を縮めたい。そんな時に活躍するのが高性能ホイールです。

20〜30万円のホイールはランク的に最低でも中級者以上が使用することが多いため、使用者の好みが大きく分かれます。しかし、どれもパフォーマンスは素晴らしく、低価格帯のホイールとは比べ物にならないレベルで高品質です。

今回は、その中でも『おすすめのロードバイクホイール』を5つに厳選したので、決戦用ホイール購入時の参考にしてみてください。

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1. SHIMANO WH9000-C35-TU

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価格:¥246,000
リムハイト:F 35mm、・R 35mm
リム幅:15c(推奨タイヤサイズ 23~32c)
スポーク本数:F 16本、R 21本
重量:1362g
リム材質:カーボン
使用タイヤ:チューブラー

まずはシマノのWH9000-C35-TUです。シマノのTUシリーズは24・35・50・75とありますが、ここではC35を紹介します。

特徴としましては、C24にはないリムの組み方『OPTBAL』システム。フルクラムの2to1と同様ですが、このおかげで高い剛性が保たれています。

次にC24にはないワイドフランジのハブ。C35以上のリムに搭載されています。ワイドフランジだけですと他メーカーも同様なのですが、ハブとフリーがチタン製なんですね。アルミより重くなってしまいますが、剛性はアルミより上だそうで、重量より剛性のほうが重要なため、チタンを選択しているわけです。

ちなみにベアリングはステンレス製です。シマノは日本メーカーらしく、耐久性や信頼性を重視する傾向が強いので、耐久性に欠けるセラミックは使わないのでしょう。

ブレーキ面も加工しており、ここにも安心の日本製なのが見えます。

欠点としては、同価格帯のカーボンホイールの中では重量があることです。しかし、リムやスポーク等のおかげで剛性が高いため、重量のわりに加速は良いです。従って、重量によるデメリットを大きく感じることはないでしょう。

2. XeNTiS SQUAD 4.2

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価格:¥279,000
リムハイト:F 42mm、・R 42mm
リム幅:17c(推奨タイヤサイズ 25~35c)
スポーク本数:F 20本、R 24本
重量:1154g(チューブラー)、1364g(クリンチャー)
リム材質:カーボン(特殊加工)
使用タイヤ:チューブラー、クリンチャー

次に紹介しますのは、オーストリアのホイールメーカーXeNTiS(ゼンティス)のSQUAD(スクアード)4.2です。

このホイール、チューブラーもクリンチャーも同じ値段で販売されているのですが、最大の特徴はリムにあります。まず一つ目、リムにスピードセンサー用マグネットが内臓されており、ホイールバランスがとられているので、センサー用マグネットを装着したからバランスが崩れたなんてことはありません。

二つ目、ゼンティスの特許でアルミリム用ブレーキシューが使用可能です。表面処理でそのようになっているのですが、カーボン用ブレーキシューだとすごく削れます。

また、アルミブレーキシューで止まれるのでブレーキング性能は高いです。一点気をつけておいてほしいのが、今使用しているものをそのまま使用するとアルミ片等でホイールが傷つくので新品をご使用してください。

三つ目、リムの中に発泡ウレタンが入っており、それにより軽く、そして強度を増しています。そのおかげかはわからないですが、カーボンリムなのにラテックスチューブが使用出来ます。通常のカーボンリムでは使用してはいけないよう各メーカーから通達があります。

ですが、クリンチャータイヤの性能を最大限に活かすためには、転がり抵抗が最も低く、衝撃吸収性が最も高いラテックスチューブを使用したいところです。通常のカーボンクリンチャーでは出来ないことですが、このホイールなら可能です。

欠点は、国内流通数が少ないところでしょうか。欠点はあれど、リムも軽く、クリンチャー仕様ではラテックスチューブも使用でき、リムハイトの割りに重量も軽く、剛性も保たれています。

 

 

3. ROVAL Rapid CLX 32

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価格:¥270,000
リムハイト:F 32mm、・R 32mm
リム幅:17c(推奨タイヤサイズ 25~35c)
スポーク本数:F 20本、R 24本
重量:1280g
リム材質:カーボン
使用タイヤ:クリンチャー

次に紹介しますのは、スペシャライズドの傘下であるROVAL(ロヴァール)のRapid CLX32です。

昨年まではCLX40がハイエンドモデルに位置していたのですが、今年はまた違います。実はこのCLX32、40kmをパワー等同じ条件で走った際に8秒短縮できるというデータが出ています。

CLX40より8mmリムが低くなった分スポークが長くなり、それがかき乱す空気の流れよりも、ワイドリム化(なんとリム外幅28.1mmというスーパーワイドリムです)を行いタイヤ含めた空力性能の向上のほうが効果が大きいということになります。

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ハブもCLX40から変わっているので、その効果も含めて、というところですが、高速域での空力性能が及ぼす影響は大きいものになります。

また、このホイールはリムが軽く390gとなっております。この重量はカーボンクリンチャーリムではなかなか出せるものではなく、リムが軽いで有名なWH9000-C24に近い数値になります(C24のリムは350~360g)。

さらに、スペシャライズドは風洞実験の部屋を持っていますので、そこでの実験から叩き出されたエアロ効果を持っているホイールですので高速域でのエアロダイナミクスには期待できるでしょう。

欠点としては、国内販売では割引がほぼないであろうと簡単に予想できるところと、リムの軽さから来る耐久性への不安ですね。耐久性に不安はありますが、さすがに大手メーカーとして下手なものは出せないので通常使用では問題ないでしょう。

 

 

4. MAVIC  R-SYS SLR

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価格:¥200,000
リムハイト:F 24mm、・R 26mm
リム幅:15c(推奨タイヤサイズ 23~32c)
スポーク本数:F 20本、R 24本
重量:1295g
リム材質:アルミ(エグザリット2加工)
使用タイヤ:クリンチャー

次に紹介しますのはマヴィックの『R-sys SLR』です。ヒルクライムホイールとして名高いホイールですね。

特徴的なのは、やはりスポークの組み方です。マヴィック特有の『トラコンプテクノロジー』が採用されており、引っ張り方向と突っ張り方向に力をかけることにより、どのような状況でも高い剛性を保つことが出来ます。

また、これは縦剛性だけでなく、横剛性も高く保たれるので、ヒルクライム等のダンシング時もホイールがよれる感覚もなく、自分が伝えた力が逃げず推進力に変わってくれます。

さらにR-sysでは、フロントホイールにもトラコンプテクノロジーが採用され、フロント側の剛性も高いので速度が出ているカーブでも自分が狙った通りのラインに導いてやることが出来ます。

ブレーキ面はエグザリット2が採用され、晴天時も雨天時も安心のブレーキ性能が保たれています。リムはISM 4Dテクノロジーが使われており、切削することによりリムの軽量化が図られています。

欠点としては、前後ホイール共にカーボンスポークのため破断の可能性がある、エグザリット加工が剥げる、フロントスポークが丸スポークなので高速域では空気の壁を感じるところでしょうか。

これがヒルクライムホイールといわれる所以でもあるのですが、高い剛性、軽量リム、転がり抵抗の低いクリンチャー仕様であるため、ヒルクライムでは自分の持っている力を存分に発揮できるでしょう。

5. Campagnolo Bora One 50 TU

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価格:¥200,000
リムハイト:F 50mm、・R 50mm
リム幅:17c(推奨タイヤサイズ 25~35c)
スポーク本数:F 18本、R 21本
重量:1265g
リム材質:カーボン
使用タイヤ:チューブラー

最後に紹介しますのは、カンパニョーロの『ボーラワン50チューブラーモデル』です。近年、ボーラワンにもクリンチャーモデルがリリースされましたが、リム重量等の観点から今回はチューブラーモデルを紹介します。

このホイールの特徴はブレーキ面を『3Diamant』加工している点です。

これは、晴天時・雨天時共にブレーキ性能を格段に向上させるもので、晴天時はもちろん、雨天時でのブレーキも安心のブレーキ性能を維持できるようになりました。

レースやロングライドでも大きな利点となり得ます。スポーク形状はカンパお馴染みの『G3』組で、衝撃吸収性と剛性の向上、ハブもワイドフランジのものを採用しており、耐久性と剛性の向上が図られています。

フリーはシマノの場合、新型のアルミフリーです。プラズマ電解処理技術によって、今まで不可能だったアルミの軽量フリーが採用されることになりました。さらに、リムハイトが高く、ワイドリムのおかげで空力性能も高く、高速域での速度維持が楽になっています。

欠点としては、チューブラーモデルで軽めとはいえ、50mmハイトからなる重めのリム重量。峠等をゆっくり登る程度でしたら問題はありませんが、ヒルクライムレースとなると重量の面から一歩劣ってしまいます。

総評

価格:SQUAD 4.2 > rapid CLX32 > WH9000-C35-TU > R-sys SLR = Bora One 50 (安い)

重量: SQUAD 4.2(CL) > WH9000-C35-TU > R-sys SLR > rapid CLX32 > Bora One 50 (軽い)

剛性:WH9000-C35-TU < SQUAD 4.2 = rapid CLX32 < Bora One 50 < R-sys SLR (高い)

このレベルになると、剛性は誤差レベルになってくるとは思います。各社ハイエンド及びそれに近いレベルのホイールになってきますので、各社の工夫や技術が盛り込まれているホイール群となっています。

そして、近年続々と出てきているカーボンクリンチャーもこの価格帯でも数点ありますが、これにもやはり各社相応の工夫がなされているので、気になる方は購入を検討してみてもいいのではないでしょうか。

この価格帯のホイールですと、rapid CLX32の項で書いてあるような『8秒短縮出来る』というキャッチフレーズ的なものが購入者にとって非常に目を惹かれるポイントになってきます。というのも、この価格帯のホイールの購入を検討している方々は、多くがレースでの決戦用を想定してのことでしょうし、そうなると一分一秒が大きな差になるからです。

しかし、実際に他のホイールにも様々な工夫が成されているので他のホイールでも「何秒短縮出来る」のようなインプレや、本当に大切なのは自分になにが必要か、どういったシチュエーションで使いたいか等用途を考えることです。

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