cyclist channel

サイクリストチャンネル

カーボン登場!15〜20万円で買えるおすすめのロードバイクホイール

      2017/01/26

cycling-races-450310_640

ロードレースで上位入賞を求めている方々にとって数秒の差はとても重要と言えます。もちろん、練習でタイムを縮めることが理想なのですが、そうも簡単に上手くいくものではありませんよね。また、練習をする時間が確保することができない方々にとってもタイムを縮めるのは非常に難しいことです。

しかし、ロードバイクのパーツの中でも走行速度に大きく関わってくるホイールを良いものに交換すれば十中八九速くなり、タイムを縮めることができるでしょう。

今回は、練習する時間はないけれど少しでもタイムを縮めたい方、また、上質なロングライドを楽しみたい方を主な対象とし『15〜20万円で買えるおすすめのロードバイクホイール』について紹介していきますので、是非ホイール購入の際の参考にしてみてください。

スポンサーリンク

1. FULCRUM RACING ZERO CARBON

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-19-1-01-38
リムハイト:F 30mm、R 30mm
リム幅:17c(推奨タイヤサイズ 25~35c)
スポーク本数:F 16本、R 21本
重量:1340g
リム材質:カーボン
使用タイヤ:クリンチャー

まず、紹介するのはRACING ZERO CARBON(レーシングゼロカーボン)です。同メーカーのアルミハイエンドホイール『レーシングゼロ』のリムがカーボンになっているタイプです。

一般的にカーボンリムのホイールには『ステンレス』か『カーボン』がスポークの素材として用いられますが、このRACING ZERO CARBONの場合、カーボンリムに対してアルミスポークが用いられています。

アルミスポークは、ステンレスやカーボンスポークに比べ、優れた反応性・高いパワー伝達効率を持つという特徴がありますし、さらにフルクラムの『2to1』と呼ばれるスポークパターンにより、左右のスポークテンションバランスが整えられ、反応性・剛性・耐久性の向上が図られています。

また、このホイールはリムにスポーク穴がない『MoMagシステム』と呼ばれる方式が採用されており、バルブ用の穴からニップルをマグネットを使い組まれています。これによりカーボンリムの耐久性の向上、パンクリスクの低減・軽量化が図られています。

カーボンリムであることから振動吸収性も向上していますし、リムが軽いので加速性能も高いのも特徴です。ちなみにリム重量はWH9000と同等程度です。ハブはUSBベアリングで回転性能も高く、ワイドフランジにより伝達効率及び耐久性の向上が図られています。

一方、欠点としては、カーボンリムが磨耗によりすり減ってしまうことと、雨天時のブレーキ性能がアルミリムよりも劣ってしまうこと、アルミスポークであるためステンレスと比較すると耐久性にはあまり期待できないという点が挙げられます。

 

 

 

2.  Campagnolo BORA ONE 35 TU

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-19-1-04-38
リムハイト:F 35mm、R 35mm
リム幅:17c(推奨タイヤサイズ 25~35c)
スポーク本数:F 18本、R 21本
重量:1406g
リム材質:カーボン
使用タイヤ:チューブラー

次に紹介するのはカンパニョーロの『BORA ONE 35』のチューブラーモデルです。ツール等で使用されているのは『BORA ULTRA』ですが、こちらはその廉価版になります。

ハブに使用されるのは、先ほど紹介したRACING ZERO CARBONと同じくUSBベアリングで回転性能・伝達効率・耐久性の向上が図られています。

スポークパターンはおなじみ『G3』パターンで剛性・快適性が高いレベルで保たれています。スポークはエアロダイナミックスポークを採用し、空気抵抗の少ない配列にすることで空気抵抗の低減も図っています。

昔のカンパニョーロのカーボンリムホイールはブレーキの制動性に難有りでしたが、今はそのようなこともなく、シマノのアルミリム程とまではいきませんが、十分なブレーキ性能を有しています。

ワイドリムとスポークパターン、チューブラータイヤのおかげで振動吸収性は高いレベルに保たれており、路面が荒れていても衝撃を抑えられるため、疲労が少なくなり、ロングライドや中~長距離のレースでは大きなアドバンテージとなります。

また、リム高さが35mmあり、中~高速巡航時の速度の伸び・速度維持が非常に楽になります。向かい風でもリムやスポークのエアロ効果から巡航の辛さが軽減されます。チューブラーリムなのでリムも軽く加速時も楽に速度にのせることができます。

レースからロングライドまで使用することができるオールラウンダーなホイールです。

一方、欠点としては、チューブラーなのでリムセメントにしないと性能が低下してしまうこと、パンク対応のために予備タイヤを用意して走らなければいけないことが挙げられます。

 

 

 

3. MAVIC KYSRIUM PRO EXALITH SL

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-19-1-10-07
リムハイト:F 24mm、R 25mm
リム幅:15c(推奨タイヤサイズ 23~32c)
スポーク本数:F 18本、R 20本
重量:1355g
リム材質:アルミ(エグザリット2加工)
使用タイヤ:クリンチャー

次に紹介するのは、MAVICのキシリウムプロエグザリットSLです。このホイールは以前まではキシリウムSLRとして売り出されていたものです。

スポンサーリンク

KYSRIUM PRO EXALITH SLのリアスポークには『トラコンプテクノロジー』が用いられています。通常のスポークは金属でリムを引っ張る構造ですが、このホイールの場合はカーボンスポークを用いてフリー側からリムを押してやることにより、引っ張りと突っ張りを両立させ、高い剛性を生み出します。

カーボンスポークは力の伝達効率も高いので、踏み出しから力を効率よく伝えてくれて、キレのある加速を可能にさせてくれます。リムがエグザリット加工されているため(今はエグザリット2)、耐久性とブレーキ性能が非常に良いというのも特徴の一つです。

軽さと剛性を活かせるヒルクライムやグランフォンドに向いているホイールです。

一方、欠点としては、リアのスポークが丸断面になっており、エアロ効果に期待できないことが挙げられます。高速領域になると若干の壁を感じてしまうかもしれません。また、カーボンスポークは横からの衝撃に弱いので破断の可能性が上がります。

 

 

4. Vittoria Qurano 30C

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-19-1-12-50
リムハイト:F 28mm、R 30mm
リム幅:17c(推奨タイヤサイズ 25~35c)
スポーク本数:F 16本、R 21本
重量:1490g
リム材質:グラフェン+カーボン
使用タイヤ:クリンチャー、チューブレス

レースから普段使いまで幅広い層に使用されているタイヤメーカーのビットリア。そのビットリアが自社タイヤの性能を最大限に活かせるよう製作したハイエンドホイール『キュラーノ』を紹介します。

カーボンリムといえば、凹んだり、長時間のブレーキ摩擦でリムが溶けたり、スポークに押されて亀裂等といった問題を抱えています。それを各社様々な工夫で対応しているわけですが、ビットリアの場合、カーボンリムに鋼鉄の200倍の強度を有している『グラフェン』というナノ素材を取り入れています。

これによりスポーク穴周辺・横方向の強度及び耐熱性の向上が図られており、安全性に関して群を抜いています。

タイヤの空気圧制限も、他社リムは上限が良くても9barまでとされていますが、このホイールの場合は10barまで。このことからも耐久性・安全性の高さが伺えます。さらに、自社タイヤのビード形状に合わせてリムを設計していますので、万が一パンクしてもリムから脱落しません。

ハブもフランジ幅を広げたり、リアは左右にかかる力が違うのでハイローフランジを採用することで、剛性の向上が図られています。

また、フリーボディが特殊で『SwitchIT』という独自テクノロジーを取り入れられていて、スプロケットを取り付けたまま工具なしでフリーボディを交換できます。ヒルクライム用やクリテリウム用等好きなように組み合わせられるのがいいですね。

一方、欠点は、取り扱い店が少ないこと、重量がカーボンの割に重目であることです。しかし、これは安心感があるとも捕らえられるので悪い点とは一概には言えません。カーボンリムですが、安心して乗れますしロングライドには最適なのではないでしょうか。  

 

 

5. Campagnolo BULLET ULTRA CULT 50

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-19-1-14-51
リムハイト:F 50mm、R 50mm
リム幅:17c(推奨タイヤサイズ 25~35c)
スポーク本数:F 18本、R 21本
重量:1590g
リム材質:アルミ+カーボン(ブレーキ面はアルミ)
使用タイヤ:クリンチャー

最後に紹介しますのは、カンパニョーロのバレットウルトラCULT(カルト)50です。

名前にもつけられている『CULT』。これはCeramic Ultimate Level Technology の略で、セラミックベアリングとドイツ製クロムステンレス鋼製ベアリングレースを使用することにより、高い耐耐摩耗性とベアリング硬度を向上させています。そのため、グリスアップ頻度が大幅に低減され、通常のベアリングより9倍滑らかです(カンパ公式情報)。

上で紹介した4種とは毛色が違い、リムハイトからも感じられると思いますが、BULLET ULTRA CULT 50は高速巡航性能に重きを置いたホイールになります。アルミディープリムの高い剛性とディープリムのエアロ性能が相まって35~40km/h付近の巡航維持が非常に楽になります。

しかし、ヒルクライムが苦手というわけでもありません。確かにアルミディープリムなので重量はありますが、剛性が高く踏んだ力をダイレクトに伝えてくれるので、見た目ほど重さは感じられないでしょう。また、アルミリムなのでブレーキ性能は晴天時でも雨天時でも安心できます。

一方、欠点は、リム重量があるのでヒルクライムレース等では活躍できない点です。さすがに、レースともなるとこのホイールほどの重さは命取りになってしまうかもしれません。山岳グランフォンドのような獲得標高が2000や3000を超えるようなコースは厳しいかと思います。

しかし、持ち前の高い剛性、高速巡航性もありますので獲得標高がそこまでないようなロングライドでは活躍してくれること間違いなしです。

 

 

 

総評

価格:Qurano30C > バレットウルトラ = レーゼロカーボン > キシリウムプロエグザリットSL > BORA ONE 35 (安い)

重量:バレットウルトラ > Qurano30C > BORA ONE 35 > キシリウムプロエグザリットSL > レーゼロカーボン (軽い)

剛性:Qurano30C < BORA ONE 35 < キシリウムプロエグザリットSL ≦ バレットウルトラ < レーゼロカーボン (高い)

この価格帯は、上で紹介した5種以外も含め、ほとんどがカーボンリムの製品になります。もしくはアルミハイエンドホイールに電解処理等でブレーキ面が黒くなっているものがあります。どちらも専用シューが必要になってきますので、少し敷居が高くなってしまう面はどうしてもあります。

しかし、重量面や剛性面から見てもレースホイールとして十二分に活躍できるものばかりですし、カーボンリムになり振動吸収性も上がるので、快適性もあがり様々な場面で活躍してくれることは間違いありません。

これからレースに出られる方、レースで上位を目指したい方、タイム短縮を図りたい方は入しても後悔することはないでしょう。

スポンサーリンク

 - 商品紹介 , , , , , , , , , , , , , , , , , ,