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どのグレードを選ぶ?ロードバイクの『コンポーネント』(SHIMANO)

      2016/10/20

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本格的なスポーツバイクを購入される方が最初に戸惑うポイントはコンポーネントだと思います。コンポーネントとはスポーツバイクを構成している部品の中でも、セットで設計や製造されているパーツ群のことを指します。主にコンポーネントに含まれている部品は駆動や制動に関するパーツとなっていて、タイヤやサドルといった部品は含まれていません。

日本で販売されているロードバイク向けのコンポーネントの多くは日本のシマノ社とイタリアのカンパニョーロ社の2社が主流となっています。2社の性能差はほとんど無く互角と言われていますが、部品の互換性や価格・入手性といった面ではシマノが優れており、カーボンやチタンを多用した仕上げの美しさではカンパニョーロが優れています。

日本で販売されているロードバイク完成車のほとんどにはシマノのコンポーネントが採用されているので、シマノのコンポーネントを紹介したいと思います。

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⒈ SHIMANOのコンポーネントのラインナップ

シマノでは「DURA-ACE(デュラエース)」と呼ばれる最上位モデルを筆頭に「ULTEGRA(アルテグラ)」、「105(イチマルゴ)」、「SORA(ソラ)」、「CLARIS(クラリス)」、「TOURNEY(ターニー)」の順でラインナップされています。

 

⒈1 プロが過酷なレースで使用するフラッグシップモデル・DURA-ACE

レースでの使用を前提に開発されているので超軽量ながら高い耐久性を誇っています。その分、非常に高価で素人が趣味の範囲で使用するにはオーバースペックかつ高価と言えます。しかし、憧れのプロとコンポーネントを使用したいという方には欲しいモデルですね。

 

⒈2 コストパフォーマンスに優れたモデル・ULTEGRA

ULTEGRAは本格的なレースからロングライドまで対応した最もコストパフォーマンスに優れたコンポーネントです。主に30万円前後の完成車に採用されており、最初のロードバイクにもULTEGRAはおススメですが、1台目に105やSORAといったコンポーネントを使用していた方はステップアップで選択されるのが良いと思います。

 

⒈3 初めてのロードバイクに最適のコンポーネント・105

105はホビーレースに参戦出来る性能を有しており、初めての1台に最適のコンポーネントです。この105から上位機種と同じ11速に対応しています。

主に15万円~25万円の完成車に採用されています。

私が初心者の方(レースにも興味がある)におすすめしているグレードです。

 

⒈4 初めてのロードバイクとして必要にして十分の性能・TIAGRA

主に10万~15万の完成車での採用が多く、上位機種の105と比較して重量や動作の精度は明らかに差がありますが、趣味の範囲でロードバイクに乗られる方の最初の1台として十分な性能を有しています。

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New TIAGRA(4700系)はハンドル周辺のワイヤーが外に露出することがなく内蔵式(インターナル方式)になったため、見た目もスッキリした印象を受けます。

従来では、ワイヤー・ケーブルが内蔵式であったのは105からのグレードでしたが、2015年よりTIAGRAでもこの形式が採用されました。

 

⒈5 タウンユースがメインとなる・SORA

主に10万円前後の完成車での採用が多く、残念ながら性能面で上位機種と大きな差が開いています。しかし耐久性に優れていることからロードバイクを通勤や通学・自転車旅行といった目的で使われる方にはおすすめのコンポーネントです。

 

⒈6 ロードバイクの入門に最適・CLARIS

CLARISはSORAよりもグレードが下がるコンポーネントです。しかし、各パーツが安価なこともありランニングコストが安い点が魅力です。

 

⒈6 シマノの入門者向けコンポーネント・TOURNEY

主に5万円以下の完成車に採用されることが多く、スポーツバイク以外にもシティサイクルにも用いられていることもあります。

 

 

⒉ ロードバイクの完成車を購入するときの注意

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コンポーネントの説明をしましたが注意する点があります。

それは完成車に採用しているコンポーネントが全て同じグレードで統一されている訳では無い点です。完成車では販売価格を下げる為にクランクやディレイラー等といった目立つ部分のパーツには上位機種を採用していても、ブレーキやチェーンといったパーツに下位機種や他メーカーのものを使用している事があります。

その為、分からなければスタッフの方に質問することが確実です。

 

 

⒊ コンポーネントの選びの闇

ロードバイクで上位グレードのコンポーネントを使用してしまうと、次のコンポーネント購入時に買いグレードのコンポーネントを視野に入れなくなってしまう傾向があります。

以前よりいいもの、以前と同様のものが使いたくなるのは当たり前のことですよね。

コンポーネントが異なることによる走行性能の差は、初心者にもわかるほどなのでコンポーネントを変更しようとしている初心者以上の方達なら、その違いは尚更明確です。

また、コンポーネントはフレームよりも早く劣化し、交換が必要になるので消耗品と言っても過言ではありません。もちろん、適切なケアをしていれば格段に寿命は伸びますが限界はあります。

ロードバイクを趣味とした以上、コンポーネントに費やす費用は切っても切り離せないものとなります。ですから、自分の財布とよく相談して選ぶようにしましょう。

しかし、自分が本当に気に入った或いは欲しいグレードのコンポーネントを選ぶのがベストです。趣味としてロードバイクに乗るのなら、自分のロードバイクに妥協は入りません。

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