cyclist channel

サイクリストチャンネル

ロードバイクのホイール選び『クリンチャー・チューブラー・チューブレス』について

      2016/06/19

round-585247_640

ロードバイクの完成車を購入した場合、次のステップアップとして交換して効果の高いパーツはホイールだと言われています。

これは上級グレードの完成車を購入した場合も同じで、多くの完成車ではホイールはコストカットの対象となっていて、エントリーグレードのホイールが装着されているからです。しかし、ロードバイクのホイールを選ぶ際に知っておかなければならない大切なことがあります。それは、ロードバイクホイールは種類によって、装着することができるタイヤの種類が異なるのです。

今回は装着することができるタイヤが異なるそれぞれのホイールについて説明したいと思います。

スポンサーリンク

⒈ ホイールは3種類に大別される

ロードバイクのホイールは装着できるタイヤの種類によって3種類に大別されます。それはクリンチャーホイール、チューブラーホイール、チューブレスホイールになります。

それぞれのタイプのホイールにどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

⒈1 クリンチャーホイール

U字構造のタイヤの中にチューブを入れ、コの字型のリムに空気圧で押し付けることでタイヤを固定する構造のホイールで完成車の殆どに採用されている一般的な方式です。

このクリンチャー方式のメリットはタイヤとチューブが別体となっているので、様々な組み合わせでタイヤの特性を変化させることが出来る点と、タイヤへのダメージが少なければチューブの交換や修理だけで走行を継続することが出来る点です。そして、デメリットは構造的にリムには強度が必要となるので重量が増す点と、段差を乗り越えた際にリム打ちパンクが起きやすい点です。

 

⒈2 チューブラーホイール

チューブ状になったタイヤの中にチューブが縫い込まれており、同じく筒状のリムにタイヤをリムセメントと呼ばれる接着剤や専用の両面テープで張り付けられた構造をしています。この3種類の中で最も古い形式で限界性能が高く競技用や愛好家が使用しています。

メリットはホイールの構造が筒状となっていていることからリムの強度を上げやすく、軽量化もし易い点です、また、構造的にリム打ちパンクが起きづらい点もメリットと言えます。チューブラー方式のデメリットはタイヤとホイールの固定力が無いため接着剤が必要な点と、パンクした際の修理方法がタイヤの縫い目を開いてパンク修理を行い、また縫い目を合せるという手間が掛かるものなので、通常はタイヤごと交換で対応することになるためコストパフォーマンスが悪いという点です。

スポンサーリンク

 

⒈3 チューブレスホイール

チューブレスホイールは近年になって普及を始めた新しい方式のものです。構造はクリンチャーからチューブを省いたものといえます。

チューブレス方式の大きなメリットは耐パンク性能の高さです。構造的にチューブを内装していないのでリム打ちパンクは発生しません。また、異物が刺さっても大きな穴や裂け目が生じるリスクが少なく急激に減圧することは無いので数キロは自走することが可能なのです。

そしてデメリットはタイヤのラインナップ数が少ない点と、チューブレスホイールはクリンチャーホイールと比較して高価な点です。

 

 

⒉ どれを選べばいいのか 

あなたがロードバイクをレースで使用し少しでも軽量化して望みたいと考えておられるのならばチューブラーホイールがお勧めです。しかし、多くの方々にはパンクした際の手間や修理コストを考えるとクリンチャーホイールがベストです。

チューブレスホイールはこれから主流になっていくと考えられていますが、まだまだ高価な上に種類が少ないことから今は時期尚早だと思います。

 

⒉1「2 Way Fit」タイプのホイール

チューブレスタイヤを装着できるチューブレスホイールは「2 Way Fit」のものが多いです。「2 Way Fit」とは、クリンチャータイプのタイヤとチューブレスタイヤの両方を装着することができるホイールであることを意味しています。

ロードバイクホイール初めて交換する際、よく交換候補として挙がる「zonda」や「racing3」、「Ultegra」ホイールにもこの「2 Way Fit」タイプがあります(Ultegraホイールにはクリンチャー専用タイプが存在しません)。

 

⒉2 「2 Way Fit」でクリンチャータイヤのみを使うのは無駄

「2 Way Fit」タイプのホイールはチューブレスタイヤとクリンチャータイヤの両方を使うことができるというメリットがありますが、クリンチャータイヤのみを使用する場合にはデメリットが生じてしまいます。

このタイプのホイールはチューブレスタイヤを装着できるようリムが特殊なつくりになっています。チューブレスタイヤを装着する際、タイヤ内の空気が漏れないように機密性を高めなければならないためです。

従って、このタイプのホイールはクリンチャータイヤ専用タイプのホイールに比べ重量が少しだけ重くなってしまうのです。

また、先ほど述べたホイールの構造の理由によりタイヤ交換を行う際、タイヤをホイールにはめ込む作業が少し大変になります(クリンチャータイプと比べ固い)。

 

 

⒊ 最後に

装着できるタイヤによって、走行性能やコストパフォーマンスが大きく異なります。従って、使用者のロードバイクでどのような走りをしたいのか、使用する用途、金銭面によってどのホイールが適しているのかが変わります。

あなたに合ったタイプのホイールを選ぶと良いでしょう。

ホイール選びは、ロードバイクの走行性能を大きく変化させる要因となり得るので、慎重に行いましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

スポンサーリンク

 - 知識 , , , , , , , ,