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ロードバイクのブレーキをグレードアップさせるべき3つの理由

      2017/01/08

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ロードバイクは人が少ない力で高速で移動できる、人力最速の乗り物です。しかしその性能の反面、大きな事故を起こしやすいというデメリットも持っています。

ロードバイクに乗っている人の命を守るパーツとして最も重要なのが『ブレーキ』ですが、ロードバイクの場合、ブレーキにいくつかのグレードが存在しています。

実は、このグレードによってロードバイクの安全性がかなり左右されてしまうのです。ということで今回は『ロードバイクのブレーキをグレードアップさせるべき3つの理由』について紹介していきたいと思います。

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⒈ ロードバイクのブレーキ

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ロードバイクのコンポーネントはいくつかのメーカーから販売されていますが、今回は日本のロードバイク乗りの中で使用者が特に多いSHIMANOのブレーキを例に述べていきます。

 

⒈1 ブレーキのグレード

SHIMANOのコンポーネントで多くのロードバイクに採用されているグレードは以下の6つになります。

DURA-ACE
ULTEGRA
105
TIAGRA
SORA
CLARIS

この中では、DURA-ACEが最上位モデルでありCLARISが最下位モデルです(グレードが高い順に並べてあります)。

 

 

⒉ ロードバイクのブレーキをグレードアップさせるべき3つの理由

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ブレーキのグレードがわかったところで、ここからはロードバイクのブレーキをグレードアップすべき理由について紹介していきます。特にブレーキのグレードが105未満のロードバイクに乗っている方を対象とする情報です。

15万円以下のロードバイク完成車を購入した場合、ブレーキのグレードが105以下である可能性が高いので、ロードバイク初心者の方に当てはまることが多いでしょう。

 

⒉1 剛性による制動力の違い

⒉⒈1 グレードに応じた特徴の変化

専門店などに行ったことのある方はご存知かと思いますが、ロードバイクのパーツは非常に高価なものが多いです。価格によって見た目的な変化はありますが、ロードバイクに関してまだ知識が浅い方は、他に何が違うのかよくわからないでしょう。

私も、なぜこんなにも価格に差があるのか疑問に思っていたことがありました。しかし、これにはしっかりとした理由があります。そもそも、見た目的な理由のみであんなにも価格に差があったら詐欺もいいところですよね。(高価なパーツに交換しても素人には違いがわからないようなパーツも存在しますが…。)

ロードバイクのパーツで高価であるものとそうでないものには、主に『軽量性』と『剛性』に大きな違いがあります。パーツによって何を重視するかは様々なので操作性や耐久性については一概に言えませんが、軽量性と剛性についてはほとんどのパーツに当てはまります。

基本的に高価なパーツは軽い割に剛性が高いという特徴があります。人力で動かすロードバイクは軽いほうが有利ですし、力のロスが少なくなるように剛性を高めるのは必要です(力のロスのことに関しては後述)。

実はブレーキに関して、この剛性が特に重要なポイントなのです。

 

⒉⒈2 剛性の変化はブレーキにどのような影響を与えるのか

剛性の違いは走行スピードに大きな変化をもたらします。

いくら力強くペダルを踏んだとしても、パーツが歪んでしまうことによって、速度に変換されるはずの力が吸収されてしまうからです。従って、パーツの歪みが少なければ少ないほど力の伝達がうまくいきます。中にはあえて歪ませる(しならせる)ことによって、力を伝達させる場合もありますが、一般的には剛性が高いほど力のロスは軽減されます。

しかし今回のテーマである『ブレーキ』に関しては、この剛性が一体何に影響を与えるのでしょうか。

 

⒉⒈3 ブレーキが歪むことによるリスク

ブレーキにおいてもグレードと剛性は比例します。ロードバイクは高速で走行するためブレーキをかけた時にブレーキにかかる負荷が大きいです。これによって、ブレーキに歪みが生じます。

ブレーキは回転しているホイールを両サイドから挟み込むことによってそれを止めますが、ブレーキに歪みが生じるとうまくホイールを挟むことができなくなって、回転を止めにくくなってしまいます。

目では確認できないほどの歪みですが、制動性に大幅な影響を与えます。

 

⒉⒈4 列を形成している時に前のロードバイクと衝突してしまう

ロードレースでは、空気抵抗を軽減するために数人で列を成すことがあります。しかし、前の人が乗っているロードバイクに搭載されているブレーキがハイグレードなものだった場合、自分のロードバイクに搭載されているブレーキと制動性に差が生じてしまいます。この制動性の差は、同じタイミングでブレーキをかけた時に衝突のリスクを発生させてしまうのです。

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105以上のグレードになるとレースに使用することを前提として開発されているので、制動性は安心できるレベルになります。

 

⒉2 予算は1万円程で済む

⒉⒉1 ロードバイクの部品は高価なものが多い

ロードバイクは言うまでもなくお金のかかる趣味の一つです。つまり、ある程度予算がないとパーツ交換や高性能なロードバイクを購入することができません。

比較的に趣味にあまりお金をかけることのできない学生は、特にお金のやり繰りがかなり大変でしょう。

しかし、ブレーキに関しては案外安くグレードアップすることができます。

 

⒉⒉2 ブレーキのグレードアップは案外低予算で済む

ブレーキのグレードアップは1万円以下ですることができます。例えば、

 

SHIMANO(シマノ) 105-5800 BR-5800-FR キャリパーブレーキ 前後セットが8000円弱で購入することができます。この価格でも高い性能を誇っているため、コストパフォーマンスは抜群です。

また、プラス3000円ほどで性能と価格のバランスがより優れたULTEGRAのブレーキを購入することができますので、予算がある方はそちらをおすすめします。

 

 

⒉3 耐久性に優れているから最終的にお得になる

ブレーキはハイグレードなものほど耐久性が高くなります。安全性を制御する部品であるので耐久性を重視することにも納得できるでしょう。

ロードバイクの部品は消耗品であるため、早ければ数年以内に交換が必要になります(走行距離にかなり比例します)。つまり、耐久性が高いほど交換頻度を抑えることができます。

交換頻度が少ないということは、最終的なコストを抑えることにつながります。高いものを買うのは勿体無いという考えは捨てたほうがいいかもしれません。

 

 

⒊ 最後に

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以上のことが、私が考えるロードバイクのブレーキをグレードアップさせるべき3つの理由です。

ブレーキは命を守る大切な部品であるため、性能の事をよく考えるべきであると思います。ロードレースに出ることを考えている人は言うまでもありませんが、ゆっくり走行するサイクリングを主としている場合においても、下り坂などでスピードが出てしまうことが少なからずあると思うので、なるべくハイグレードなブレーキにすることをおすすめします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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