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ロードバイクが骨に悪影響を及ぼす『衝撃的な』理由

      2016/06/19

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近年健康ブームの到来とともに人気が向上しているロードバイク。関節に大きな負担をかけず効率の良い有酸素運動をすることができるため、ダイエットを目的とする人たちの間でもかなりの人気を誇っています。

しかし、ロードバイクに乗ることは筋肉を始めとする心肺機能の向上に効果的であるとされていますが、その一方で骨にとってはあまり良くない運動であるとの声が上がってきています。

ということで今回は『ロードバイクが骨に悪影響を及ぼす理由』について紹介していきたいと思います。

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⒈私たちにとって必要不可欠な存在である骨

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骨標本を見たことがある人は想像がつきやすいかもしれませんが、骨と言ってもいろんな形のものが存在しており、体の部位によって形状が大きく異なります。大きいものから小さいものまで、中には何のために存在しているのだろうと疑問に思うってしまうようなくらい目立たない箇所にある骨も…。

指折り数えていくと数えるのが面倒になってしまうほどです。

では、皆さんは自分の体の中にある骨の本数をご存知でしょうか。

実は我々の体の中には骨が208本も存在しています。これらの骨は骨格として体を支える役割と生命維持に必要なカルシウムを貯蔵する役割を持っていて、私たちにとって骨は欠かすことのできない存在なのです。

 

⒈1『カルシウムの摂取=骨を強くする』というのは嘘!?

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小学生が学校の給食で牛乳を毎日飲んだりするのは、それだけカルシウムが成長に重要な役割を果たしていることを示唆しています。骨の主成分はカルシウムであるので、カルシウムを摂取することは骨を強くすることにつながります。

骨を強くする=カルシウムの摂取

ということは幼い頃から親に教えてもらったり、学校の授業で学んだりしているおかげで多くの方が常識として知っていることだと考えられます。

しかし、この当たり前に思われている『骨を強くする=カルシウムの摂取』という常識は、半分は正解で半分は間違ったものなのです。

 

⒈2骨の成長に必要な要因

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カルシウムを摂取しないと骨はスカスカな状態になってしまうことは間違いないのですが、骨の成長にはカルシウムの他に重要な要因が存在しています。

それは、日光に浴びること(ビタミンDの摂取)と骨にある程度の衝撃を与えることです。

これらがうまく行われていないと、いくらカルシウムを多く含むものを食べたり飲んだりしたとしても、骨にカルシウムが吸収されにくい状態になってしまいます。

つまり、これらの要素がどちらかでも欠けると、せっかくカルシウムをたくさん摂取したとしても骨を強くすることができないということになります。

 

⒈3ビタミンDと日光を浴びることの重要性

骨にカルシウムを沈着させる時にビタミンDは重要な役割を担っていています。そのビタミンDは皮膚下で合成が盛んに行われていて、この合成には紫外線による刺激が必要なのです。

外に出て日光に浴びることは紫外線を浴びることでもあるため、ビタミンDの合成に非常に重要な役割を果たしていることになります。従って、1つ目の要因の『日光に浴びること』はカルシウムを骨にうまく吸収させるために必要な要因であるのです。

 

⒈4ロードバイクに乗ることで足りなくなってしまう要素

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ロードバイクは基本的に外で乗るものであるため日光は十分に浴びることができます。従って、先ほど示した『日光を浴びること』の条件はクリアしています。

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しかし、ロードバイクに乗るだけではもう1つの要因である『骨にある程度の衝撃を与えること』が不十分になってしまうようです。

 

⒉ロードバイクに乗っても骨への衝撃は少ない

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ロードバイクに乗ることは脚などの関節に大きな衝撃(負荷)を与えない運動として注目を浴びています。しかし、そのメリットとも言える点がここでデメリットとなってしまったのです。

ロードバイクのタイヤの幅は非常に狭く空気抵抗を軽減するように設計されています。また、軽量化のために耐久性落としてあります。これは、ゴツゴツした岩があるような道での走行は考慮されていないことを示唆しています。

つまり、ロードバイクは比較的平らな道を走行する乗り物なのです。これはロードバイクに乗っていて地面からの大きな衝撃を受けることがないということを意味しています。

 

⒉1骨への衝撃の大切さ

骨の中には骨がどれくらいの負荷をかけられているのか感知する機能を持つものが含まれています。これによって、骨をどれくらい強くしたらいいのかを自動的に調整しているのです。

宇宙飛行士が宇宙に行っている間は無重力であるため骨に負荷がほとんどかからない状態になります。これが原因で、長期間宇宙に行っていた宇宙飛行士の骨はスカスカで弱い状態になっていしまうのです。ちなみに、寝たきりの人も骨がかなり弱くなってしまうことがわかっています。

一方ロードバイクの場合、地球上にいるため重力の存在はありますが、それ以上の衝撃を受けることがあまりありません。徒歩による衝撃の方が大きいくらいです。

従って、ロードバイクに乗っていても骨が強くならないのです。

 

⒉2あなたは何回骨折をしたことがありますか?

あなたは骨折したことがありますか?もしかしたら、無いという人もいるかもしれません。やはり、怪我はしないに越したことはありません。痛いですし、何よりも自由が奪われます。

骨折をしたことがあると答えた方はこの苦痛をよくご存知であると思います。

しかし、この骨折についてある驚きの事実を知っていますか?

実は普通に生活しているだけで人はほぼ毎日骨折しているのです。

 

⒉3骨の破壊が上回る

毎日骨折すると聞いて非常に驚きますが、皆さんが想像している骨折とは異なって、日常生活で与えられる衝撃によって骨に微細な傷が入るようなものなので心配する必要はありません。

骨は破壊と修復を常に繰り返しているのです。

しかし、骨に衝撃を与えないと骨がカルシウムを吸収しようとしないために骨の破壊が上回ってしまいます。この破壊1回は微々たるものですが、塵も積もれば山となるということで、継続し続けると大きなダメージとなります。

外部からのカルシウムの吸収効率が悪いまま修復のためにカルシウムを使ってしまうために骨がスカスカになってしまうというわけです。

 

⒊ロードバイクでのサイクリング+食事制限は危険

steak-978654_640これまでのことから、ロードバイクは骨にとってあまり良くない影響を与えてしまうことがわかりましたが、特に注意してもらいたいことがあります。

ロードバイクにダイエット目的で乗っている人は、多くの場合で食事制限も同時にするかと思いますが、これはかなり危険です。食事制限をむやみにしてしまうことで、1日のカルシウム摂取量が低下してしまう恐れがあるからです。

つまり、しっかりと栄養バランスを考えた食事をしなければ、骨にとってかなり深刻な影響を与えてしまう可能性があるということです。

不健康にダイエットするのは本末転倒ですよね。

 

⒋ロードバイク乗りにできる骨のケア

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ロードバイクに乗ることが好きな方たちにいきなりロードバイクは骨に悪いということを伝えたところで乗るのをやめる可能性は皆無に等しいです。

従って、ロードバイクに乗りながら骨のケアをすることを考えるのが先決でしょう。

 

⒋1ロードバイクの他に運動をしよう

骨のことを考えるならば、ロードバイクに乗ること以外に他の運動をするべきです。きつい運動ではなく歩くことも骨の強化につながるため、軽いウォーキングやランニングを取り入れることをお勧めします。

ロングライドをした時に目的地周辺を歩いて観光するなどの工夫をすれば、ロードバイクに乗りながらも骨の強度を維持できそうです。

自分に合うスタイルを見つけてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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