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ロードバイクに乗ることは健康に悪いのかもしれない3つの理由

      2016/06/19

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サイクリングはジョギングやウォーキングのように健康意識の高い人たちに好まれている運動の1つです。特にダイエットには非常に効果的で、体に負担をあまりかけないで運動をすることができるため、日頃トレーニングをしていないような人でも気軽に運動に参加する機会を与えてくれます。

そんな、健康に良さそうなサイクリング。実は健康に悪影響をもたらすという一面を持っていると言われているのをご存知でしょうか。

ということで今回は『自転車に乗ることは健康に悪いかもしれない3つの理由』について紹介していきたいと思います。

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⒈排気ガスによる呼吸器の悪化

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今やロードバイクは一般の方たちの間にも広く普及するようになりました。街中にロードバイク専門店がたくさん並ぶようになり、特に関東周域や大きな都市ではその進出が著しいものになってきました。

しかし、ロードバイクの普及とともにある環境問題について改めて考えなければならない状況になってしまったのです。

それは自動車による排気ガス問題です。

自動車は便利な交通手段の一つとして発展を続けてきました。この発展とともに自動車の性能も向上してきており、現在ではエコカーと呼ばれる環境に優しい自動車も続々登場してきています。

しかし、社会全体として排気ガスの排出量は環境に優しいほどのものではなく、環境汚染が続いてしまっている状態です。自動車が完全に環境にとってクリーンな存在となるにはまだ時間がかかってしまうことが予測されます。

 

⒈1ロードバイクに乗ると呼吸量が増加する

サイクリングやランニングといった運動は、主に有酸素運動というカテゴリに分類されます。有酸素運動はダイエットに非常に効果的であり、健康に対して意識が高い人たちの間でブームになっています。

しかし、この運動は体を動かすためのエネルギーを得るために酸素を用いなければならないため、必然的に運動中の呼吸量を増加させなければならないのです。

また、サイクリングやランニングによる有酸素運動は脂肪を燃焼し始めるまで20分ほどの時間を要するため、ダイエット目的でこのような運動をしている人の多くの場合は長時間にわたって有酸素運動をすることになります。

つまり、長時間にわたって平常時よりも増加した呼吸量を継続するということです。

 

⒈2排気ガスにより肺が汚れる

ロードバイクに乗ってサイクリングを行うと平常時の2倍以上の呼吸量になると言われています。したがって、サイクリングを行う場所の空気が汚れていたら、その汚れた空気を通常時よりも2倍以上も吸ってしまうこととなり、結果的に肺が汚れてしまうのです。

2012年にアムステルダムで行われた欧州呼吸器学会の発表では、

喫煙習慣のない18~40歳の人を対象とし、自転車か徒歩での通勤によって肺に蓄積されている炭素量を比較してみた結果、徒歩通勤者より自転車通勤者の方が2.3倍も肺に炭素が多く存在しており、肺が黒色に変化していることがわかりました。

 

⒈3肺機能を低下させ心臓病を誘発させるリスクも

排気ガス中に存在する微細な粒子の肺への蓄積は、白血球の働きを活性化させます。肺に存在する有害物質を取り除こうと白血球は活性酸素を産出するのですが、活性酸素は有害物質除去の働きと同時にヒトの体の正常な組織やDNAに損傷を与えてしまいます。

DNAが損傷し、運悪くガン抑制遺伝子を始めとする癌化抑制に重要な遺伝子を破壊してしまったら、結果としてがん細胞を生じさせることとなり、最終的には組織の癌化に至ってしまいます。

また、排気ガスに含まれる窒素酸化物は細胞を老化させる働きがあるため、組織の老化を誘発してしまい、それに伴う病気の原因となってしまいます。

排気ガスを大量に体に取り込んでしまうと、肺を始めとし、心臓や脳にも危害を与え、生殖機能も低下させてしまう恐れがあるのです。

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⒉心臓への負担が大きい

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ロードバイクに乗るとついつい速さを求めてしまいがちになり、全力に近い運動をするというケースが多くなります。また、山岳部におけるヒルクライムは長時間にわたって高負荷の運動を要します。

これらの運動は心臓に大きな負担を与えてしまっているのです。

 

⒉1心臓病を起こすリスクが増加

ロードバイクでの激しい運動は心臓病を誘発してしまうリスクを増加させることが研究によりわかってきました。

ある研究により、ロードバイクでの激しい運動やマラソンの練習を長期にわたって積み重ねてきた人は、普段そのような激しい運動をしていない人と比べ12%も心臓病を起こすリスクが増加したという報告があります。

つまり、体を酷使するような運動は心臓にとって有害であると言えます。

しかし、激しいトレーニングではなく適度な運動をしている人は運動を普段しない人と比べると格段に心臓病を始めとする病気にかかりにくくなることもわかっています。

 

⒉2心拍数を気にしながら運動するといい

適度な運動とは心拍数が最大の60%ほどくらいの運動強度であることを言います。適度な運動強度を守って運動することにより心筋が鍛えられることによって心臓が肥大し、一回に心臓が送り出すことができる血液量も増加します。

また、冠動脈も太くなり、心筋に酸素を供給するための毛細血管量も増えるため心筋梗塞や狭心症予防に非常に効果があります。

従って、適切な運動強度を守れば健康にとって良い影響を与えることがわかります。

 

⒊日焼けによる皮膚がんの誘発

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ロードバイクに乗っていてどうしても避けることができないのが日焼けです。夏場においてはやけどと言っていいほどのひどい日焼けをしてしまいます。日焼け止めクリームを塗っても汗で流れてしまうため、結局は日光によるダメージを皮膚が負うことになります。

 

⒊1紫外線によるDNAの損傷

紫外線は研究所などにおいて殺菌をするときに用いるほどのもので、生物にとって有害であります。細胞に紫外線を照射すると細胞内のDNAが損傷を受けます。

これによってDNAに変異が入ってしまい、その結果癌を誘発してしまうということになります。

先ほどにも少し述べましたが、DNAの損傷によって癌抑制遺伝子が破壊されてしまうと細胞ががん化してしまいます。

細胞は増殖するという機能を有していますが、この機能を細胞に与えているのが癌遺伝子です。本来癌遺伝子は細胞が癌化するために存在しているのではなく、細胞が増殖するために存在し働いています。

つまり、細胞にとって必要不可欠な遺伝子であるということです。

しかし、この癌遺伝子は常に癌抑制遺伝子の制御下にあり、遺伝子発現をコントロールされています。従って、細胞がむやみに増殖してしまうことがないようになっているのです。

しかし、この癌抑制遺伝子が紫外線の影響によってダメージを受け損傷してしまったら今まで行っていた癌遺伝子の制御を十分に行えなくなってしまいます。制御を受けなくなった癌遺伝子は思う存分発現してしまい、結果として細胞が癌化してしまうことになるのです。

 

⒊2DNAは簡単には壊れない

生物の設計図とも言われるDNAが簡単に破壊されてしまったら、生物種が保存されるために非常に不利です。従って、生物は進化の過程の中でDNAが破壊されることを免れるための複雑なメカニズムを獲得しました。

特に生命の存続に必要な遺伝子においてはかなり厳重な制御が行われています。つまり、簡単なことでは壊れないということになります。

運悪く重要な遺伝子が破壊されてしまったり、細胞が老化することによって遺伝子修復機構が損傷に間に合わなかったりすると癌化もしくは細胞が生命維持をすることができないような状態になってしまいますが、よほどのことでない限り細胞中の生命維持バランスは崩されないようにできているのです。

従って、紫外線を浴び続けることは体にとって良くないことかもしれませんが、過度な心配をするほどのことではないと考えられます。しかし、シミの原因にはなってしまう可能性が十分に考えられるため注意が必要です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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