ロードバイクとプリウスではどちらの方が燃費がいいのかを計算してみたら意外なことに
2016/11/20
最近では燃費の良い車が続々と登場するようになりました。少ない燃料で大きなエネルギーを生み出すことができるようになる技術の推進は環境にも優しく、これからの時代に必要なものであります。また、エネルギー効率の上昇は燃費の向上にもつながっています。つまりお財布にも優しいということになるのです。
ところで環境に優しいといえば、ガソリンなどの燃料のいらない人力で動かすことができる自転車が挙げられます。特に自転車の中でもエネルギー効率の良いロードバイクにおいては少ない体力の人でも長距離の移動が可能となります。
では、実際に同じ距離を走行したら自動車とロードバイクではどちらの方が燃費が良いのでしょうか。本当にロードバイクでの移動は経済的であるのでしょうか。
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目次
⒈車種・燃料の設定
自動車とロードバイクの燃費を比較するためにはまず、車種やガソリンの値段、ロードバイクにおいて何を燃料(エネルギー源)とするのかを設定しなければいけません。
⒈1 自動車
まず、車種を設定します。車種は日本車として知名度が高いTOYOTAのプリウスあたりがいいのではないかと思います。プリウスといえば燃費が良くて有名ですよね。
燃料はレギュラーとします。今ですと大体110円/Lくらいの値段であるため110円/Lと設定します。
⒈2 ロードバイク
ロードバイクの場合、車体というより乗っている人にエネルギー効率が大きく依存するためそちらを設定しなければいけません。
今回の場合は、一般成人男性(20歳)・体重60kgとして設定します。
また、燃料としてはサイクリストはコンビニで休憩することが多いと思うので、コンビニ飯の代表的な存在であるおにぎりと設定します。ちなみに私はセブンイレブンのツナマヨが好きなので、これとして計算します。
一般的なロードバイク乗りの平均速度は20km/hくらいであるので、この値で設定します。
⒈3 まとめ
自動車→プリウス・レギュラー
ロードバイク→一般成人男性(20歳)・おにぎり
⒉ それぞれの燃費を比較
では実際にそれぞれの燃費を計算してみましょう。
⒉1 自動車の燃費
プリウスの実燃費は20km/Lくらいらしいので100km走行することを仮定すると以下のようになります。
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100÷20×110=550
つまり、100kmの走行で550円かかります。
⒉2 ロードバイクの燃費
一般成人男性(20歳)・60kgが平均速度20km/hで1時間走行すると約500kcal消費します。
コンビニのおにぎり(セブンのツナマヨ)は1つ220kcalで価格は110円です。
100kmを走行すると以下のようになります。
100÷20×500÷220×110=1250
つまり、100kmの走行で1250円かかります。
⒊ 自動車とロードバイクの燃費を比べた結果
なんと、自動車(プリウス)で移動した方がお財布に優しいということがわかりました。
私はロードバイクが好きなので負けてしまってショックですが、ダイエットに効果的であると考えればOKです。
実際にはその他要因が含まれるかもしれませんが、今回は計算していません。複雑すぎるので。
⒋ ちなみにコンビニで他の高カロリーな食べ物を食べていたら…
もし、おにぎりではなく他の食べ物(高カロリー)を食べていたらどうなるかを計算してみました。
⒋1 メロンパン
コンビニのメロンパンは100円で300kcalくらいであるので先ほど出した結果から計算すると
100÷20×500÷300×100=833
つまり、100kmの走行で833円かかります。
プリウスに敗北…。
⒋2ペヤング超大盛り焼きそば
大本命、ペヤング超大盛り焼きそばは200円で1099kcalであるので….
100÷20×500÷1099×200=455
つまり、100kmを455円で走行できます。
プリウスに見事勝利です。
⒌最後に
やはり、文明の利器はすごいですね。結果としてはロードバイクを乗る人間がおにぎりを食べたら車の方がお財布にとって優しいことがわかりましたが、初期投資のことなどを考えるともしかしたら、ロードバイクと同じくらいもしくは、ロードバイクの方が優勢になるのではないかと思いました。
今回はプリウスで計算しましたが、燃費の悪い車だったらロードバイクに軍配が上がりそうです。
ちなみに、ペヤングソース焼きそばの超大盛りを食べるとあのプリウスよりも燃費が良くなってしまうことがわかりました。ペヤングすごい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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