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ヒートテックの『重ね着』に効果はあるのか?

      2016/06/19

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冬場の定番商品として世の中に浸透してきた『ヒートテック』は年々進化し続け、私たちの体を温めてくれます。私も今や、冬場のインナーとしてヒートテックを欠かすことのできない人間のうちの一人となってしまいました。

ヒートテックを着ている時の方がそうでないときと比べて暖かいことは確かなようです。

ところでそんな『ヒートテック』。一枚着るだけで暖かさを感じさせることができるのならば、二枚を『重ね着』してみたら一体どうなるのでしょうか。二倍暖かくなるのか。それとも…。

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⒈『ヒートテック』を着るとどうして暖かくなるのか?

ヒートテックが暖かさを生み出す原理のポイントは3つあります。それは吸水発熱機能、保温機能、ドライ機能です。

吸水発熱機能はもはやヒートテックの特徴としてご存知の方が多いかと思いますが、実はこの機能、ヒートテック以外の服においての起こっている現象なのです。

それではヒートテックが存在する意味がないってなってしまいますよね?

ですが、それは違うようです。ヒートテックは保温機能、ドライ機能の二つの機能があって、吸水発熱機能の効果を最大限まで引き出しています。したがって、その部分で他の服との区別化をさせているようです。

 

 

ヒートテックは人が自然に身体から放出する水分を吸収することによって、吸水発熱を行います。しかし、この繊維の中に吸収された水分もいずれはそとに放出されるためその分冷たくなります。つまり、エネルギー保存の法則は成り立っています。

しかし、そこで残りの機能が大きな働きをみせてくれるのです。まずドライ機能によって、長期間水分を繊維が含むことを防ぎ、次の水分吸収と水分によって体が冷えないように外への水分の発散を促します。

効率の良い吸水によって生み出された熱エネルギーは、ヒートテックの保温機能によって服の内側に保たれます。

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保温効果は、繊維の外側でおこなわれている水分の発散によって使用されてしまった熱エネルギーによって生じる温度が低下している空間と発熱を行っている繊維の内側との滅を通しにくい壁となってくれることによって暖かさを維持しているのです。

 

⒉ 二枚重ねしたら効果は二倍?

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上記に述べたようなメカニズムによって、ヒートテックは暖かさを維持するわけですが、二枚重ねしたらどうなるのでしょうか。

ここで、ポイントとなってくるのがヒートテックの先ほどあげた三つの機能です。実はこの機能、肌とヒートテックの繊維が近くにあるときに効果を発揮します。

繊維の発熱機能はホッカイロのような大きな熱エネルギーを生み出すものとは違います。そもそも、そんなに熱エネルギーを簡単に生み出されてしまったら火傷してしまいます。

ヒートテックやその他の服の繊維によって起こっている吸水発熱機能は微弱なものなのです。したがって、二枚重ねしてしまったら、外側のヒートテックは肌から遠いところに位置してしまいます。これでは、ヒートテックの特性を生かしきれないんです。

もしヒートテックを肌から遠いアウターとして着て、大きな保温効果が認められるならば、とっくにそのような商品が出ていると思います。

 

⒊まとめ

結果として、ヒートテックは二枚重ねしても二倍は暖かくなりません。しかし、二枚重ねした分だけは暖かくなります。

ヒートテックは体を温めるために作られた素晴らしい商品だと私は思います。

ちなみに私はヒートテックによる恩恵を最大限まで引き出すために、小さめのサイズのヒートッテクを着て、アウターには風を通しにくいものを着ています。(効果があるかはわかりませんが)

 

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