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冬のサイクリングで『ヒートテック』を着てはいけない理由

      2016/06/19

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凍てつく寒さの冬。そんな中でもサイクリストたちは自転車に乗ります。しかしそこには自転車での走行中誰もが感じたことのあるであろうあの風の冷たさ。

相当なメンタルを持ち合わせていない限り室内に直帰したくなります。 皆さんお馴染み『ヒートテック』、私も冬場はお世話になっています。まさにヒートテックさまさまです。

しかし、そんなヒートッテックにも弱点があることをご存知でしょうか。  

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⒈ヒートテックの弱点

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ゆっくりした走行ならば、ヒートテックを着ていれば、寒さを少しだけ和らげることができますが、ハードな練習になってくるとヒートテックを着ていることが命取りになるのです。 なぜ、命取りになるのでしょうか。

ヒートテックは、着ている人間の体内から放出される水分を吸収し、熱エネルギーに変換することができます。したがって、常に水分を体外に放出している我々にとって温かい存在となります。

ここからが本題。 ヒートテックが水分を吸収して熱エネルギーに変換できるのだったら、運動中でも温かいはず。だって、運動中はたくさんの汗を掻くから…。 そう思う人もいるでしょう。しかしこれが大きな落とし穴なのです。  

 

⒉レーヨンと呼ばれる繊維

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ヒートテックには「レーヨン」と呼ばれる繊維が使用されています。この繊維はとても水分を吸収しやすいが水分を放出しにくいという性質を持っています。

つまりどういうことかと言いますと、水分を吸収して熱エネルギーにするのはいいのですが、そもそも水分を吸いすぎて生地がびしょ濡れになってしまうということです。

運動中に汗が乾かないとどうなるかわかりますよね? そう、汗が冷えるのです。 結局、熱変換が汗の冷えによって打ち消されるどころか、汗の冷えの方がずっと優勢になります。 この状態でいるのは、プールに落ちた後、濡れた服のままいるのと同じです。(ちょっと大げさすぎるかも) 考えただけでも寒くなりますよね。  

 

⒊最後に

私は実際に、ロードバイクでロングライドをしている時に寒さを和らげようとしてヒートテックを着てしまったことがあります。季節は真冬であったし、ヒルクライムもしていたため外気温は常に10度以下でした。

しかし、ヒートテックを着たことによりそれまでの寒さが大分緩和され体を温めることに成功しました。体が温かくなってきたためその時はヒートテックを着てよかったと思ったのですが、それが大きな落とし穴でした。

ロードバイクで走行し始めて10分も経たないうちに汗をかき始めたため、ヒートテックはびしょ濡れに…。

それでも走行中は冷えることがないので暖かい、いやむしろ暑いくらいですが、信号待ちや休憩に入った時にとてつもない速度で体が冷え始めてしまいました。

その時かなり後悔したことを今でも覚えています。

軽いサイクリングくらいであったら、そこまで汗を掻くこともないのでヒートテックを着てもいいと思いますが心拍数がかなり上がるような体が温まりやすい運動をする際には着ないことをおすすめします。

やはり、健康第一ですからね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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